職業リスト(Skilled occupation list)
ひとことで言うと
技術移民や雇用主スポンサーのビザでは、申請する職業が対象の職業リストに載っている必要があります。内務省の職業リストでは、職業ごとに分類コード(ANZSCO)、載っているリスト(CSOL、MLTSSL、STSOL、ROL)、技能審査の機関を確認できます。リストは見直されることがあります。
ここは大事だよ
条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。
職業リストとは
技術移民や雇用主スポンサーのビザでは、申請する職業が対象のリストに載っていることが条件になります。内務省は、対象の職業をまとめた「職業リスト(Skilled occupation list)(新しいタブで開く)」を公開しています。
職業リストが使われる主なビザ
内務省のページでは、次のビザを挙げています。
- Employer Nomination Scheme(subclass 186)
- Regional Sponsored Migration Scheme(subclass 187)Temporary Residence Transition stream
- Skilled Independent(subclass 189)Points-tested stream
- Skilled Nominated(subclass 190)
- Training(subclass 407)
- Skills in Demand(subclass 482)Core Skills stream
- Temporary Graduate(subclass 485)
- Skilled Regional (Provisional)(subclass 489)
- Skilled Work Regional (Provisional)(subclass 491)
- Skilled Employer Sponsored Regional (Provisional)(subclass 494)
リストでわかること
職業ごとに、次のことが書かれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ANZSCOコード | オーストラリアとニュージーランドの職業分類。仕事の技能レベル、必要な資格や経験がわかる |
| リストの種類 | Core Skills Occupation List(CSOL)、Medium and Long-term Strategic Skills List(MLTSSL)、Short-term Skilled Occupation List(STSOL)、Regional Occupation List(ROL) |
| 但し書き(caveats) | 特定の場合にその職業を使えなくする条件。186 Direct EntryとSkills in Demandのビザにだけ適用 |
| 審査機関 | 技能審査を行う機関 |
各ビザの対象の職業は、そのビザの法令上の告示(legislative instrument)に定められています。
リストとビザの例
- 482のCore Skills streamは、CSOLの職業で推薦されることが条件です。
- 485のPost-Vocational Education Work streamは、MLTSSLの職業を選ぶことが条件です。
- 186と187のTemporary Residence Transition streamには、職業リストがありません。直近に持っていた一時的な技術ビザの職業で判断されます。
ANZSCOの版
使うANZSCOの版は、ビザによって違います。
| 版 | 使うビザ |
|---|---|
| 2022年版 | 186、482(CSOLの職業を含む) |
| 2013年版 | そのほかの技術ビザ(MLTSSL、STSOL、ROLの職業を含む) |
以前に別の技術ビザを持っていた人は、分類の見直しで職業が別のコードになっていることがあります。その場合は、仕事の内容に合うコードを選びます。
職業がリストから外れた場合
審査中の推薦やビザの申請は、あとで職業がリストから外れても不利になりません。すでに技術ビザを持つ人も、原則として影響を受けません。ただし、職業や雇用主を変え、新しい推薦が必要になったときに、その職業がリストにない場合は影響を受けることがあります。
手順
- 内務省の職業リスト(新しいタブで開く)で、自分の職業を探す。
- ANZSCOコード、載っているリスト、但し書き、審査機関を確認する。
- 申請したいビザの対象のリストに、その職業が入っているか確認する。
- 審査機関で技能審査を受ける(「技能審査」)。
日本とのちがいと注意点だよ!
- 日本での職種名と、ANZSCOの職業名が一致するとは限りません。仕事の内容をもとに、合う職業を探します。
- 職業リストは見直されることがあります。申請の前に、必ず内務省の最新のページで確認してください。
- 地方向けのビザは「地方の就労・永住の制度」で扱っています。
- 個別の判断は、登録移民エージェントに相談してください(「登録移民エージェントと相談先」)。
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