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技術移民とSkillSelect(関心表明・EOI)

ひとことで言うと

ポイント制の技術移民(subclass 189・190・491)は、オンラインのSkillSelectで関心表明(EOI)を出し、内務省から招待を受けてから申請します。EOIは無料で、書類の提出は不要です。subclass 189・190の招待には、65点以上と、招待時に45歳未満であることなどが必要です。

目次
  1. SkillSelectとは
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

SkillSelectとは

SkillSelectは、技術移民を希望する人が「関心表明(Expression of Interest、EOI)」を出すための、オーストラリア政府のオンラインシステムです。内務省のSkillSelectのページ(新しいタブで開く)によると、次のビザは、招待を受けないと申請できません。

サブクラス名称推薦種類
189Skilled Independent(Points-tested stream)不要永住
190Skilled Nominated州・準州政府永住
491Skilled Work Regional (Provisional)州・準州政府、または対象の親族のスポンサー暫定(5年、地方限定)

EOIは、ビザの申請ではありません。仕事や学歴などの情報を入力して、招待を受けたい意思を伝えるものです。EOIは無料で、書類のアップロードは不要です。

招待を受けるための主な条件

subclass 189のページの主な条件は次のとおりです。subclass 190の年齢と点数の条件も同じです。

  • 職業が、対象の職業リストに載っていること
  • 招待の時点で、適切な技能審査(skills assessment)を持っていること。招待日の前3年以内に受けたものに限る
  • 招待の時点で45歳未満であること。EOIを出した後、招待の前に45歳になると招待されない
  • ポイントテストで65点以上を取れること
  • 招待の時点で、少なくとも「Competent English」の英語力があること

招待の仕組み

  • EOIを出すと、入力した内容から仮の点数(indicative points score)が計算される。
  • ほかの希望者と順位をつけられ、点数が足りて、その職業に枠があれば招待される。
  • 招待は、EOIを出してから最長2年の間に届くことがある。
  • 招待を受けたら、60日以内にビザを申請する。この期限は延長できない。
  • 招待は2回まで。2回目の招待で申請しないと、EOIはSkillSelectから削除される。
  • 招待を受けても、ビザの発給が約束されるわけではない。

subclass 190は、州・準州政府の機関がEOIを見て推薦を決めます。推薦の基準は州・準州ごとに違い、その仕組みは「州・準州の推薦」にまとめています。

内務省のSkillSelectのページには、subclass 189の次の招待ラウンドが2026年10月31日までに行われる予定と書かれています(2026年10月時点)。

審査の優先順位

内務省は、189・190・491の申請を、大臣指示(Ministerial Direction No. 122)に沿って優先順位をつけて処理しています。建設・医療・教育などの分野や、申請時に国内にいた人などで、処理の進み方が違います。最新の状況は各ビザのページで確認してください。

手順

  1. 職業が対象の職業リストに載っているか確認する(「職業リスト」)。
  2. 職業ごとに決められた審査機関で、技能審査を受ける(「技能審査」)。
  3. 内務省の「points calculator」で、65点以上取れるか確かめる(「ポイントテスト」)。
  4. SkillSelectでEOIを出す。国内からも国外からも出せる。
  5. 状況が変わったら、EOIを更新する。職業や家族構成が変わったとき、点数が上がったときなど。
  6. 招待を受けたら、60日以内にImmiAccountから申請する。EOIで申告した内容の証明が必要になる。

EOIはビザの申請ではないため、EOIを出してもブリッジングビザは発給されません。国内にいる人は、今のビザの期限に注意してください。

費用

EOIの提出は無料です。ビザの主な申請者の申請料は、2026年10月時点で次のとおりです。

サブクラス申請料
189A$6,135から
190A$6,140から
491A$6,140から

家族を含めると、家族の分もかかります。技能審査や英語試験、健康診断の費用は別です。

ここに注意してね!

  • 招待の時点の年齢・技能審査・英語力が問われます。誕生日や試験結果の有効期限に注意してください。
  • 招待で示された点数を、申請時に証明できない場合は申請しないよう、内務省は案内しています。
  • 491は地方限定の暫定ビザです。地方の制度は「地方の就労・永住の制度」の記事で扱っています。
  • 個別の判断は、登録移民エージェントなどに相談してください(「登録移民エージェントと相談先」)。

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ビザ・移住ポイントテスト(Points test)技術移民のsubclass 189・190・491は、年齢・英語力・職歴・学歴などを点数にするポイントテストで65点以上が必要です。点数は招待を受けた時点で数えます。190は州・準州の推薦で5点、491は推薦か親族のスポンサーで15点が加わります。ビザ・移住州・準州の推薦(State and territory nomination)州推薦の技術ビザ(subclass 190)と地方の技術ビザ(subclass 491)は、州・準州政府の推薦を受けないと内務省から招待されません。推薦の基準と申し込み方法は8つの州・準州ごとに違い、多くはSkillSelectのEOIに加えて州への登録が必要です。ビザ・移住永住ビザの種類(Permanent visas)永住ビザ(Permanent visa)を持つと、オーストラリアに無期限に住み、働き、学ぶことができます。主な道は、雇用主の推薦、ポイント制の技術移民、地方での居住を経た申請、パートナーなど家族のビザです。ビザごとに条件と申請料が違います。ビザ・移住技能審査(Skills assessment)技術移民や一部の雇用主スポンサーのビザでは、職業ごとに決められた審査機関(assessing authority)の技能審査が必要です。審査の手続き・期間・費用は機関ごとに違い、有効期間は記載がなければ3年です。審査には時間がかかるため、早めの準備が勧められています。ビザ・移住職業リスト(Skilled occupation list)技術移民や雇用主スポンサーのビザでは、申請する職業が対象の職業リストに載っている必要があります。内務省の職業リストでは、職業ごとに分類コード(ANZSCO)、載っているリスト(CSOL、MLTSSL、STSOL、ROL)、技能審査の機関を確認できます。リストは見直されることがあります。ビザ・移住地方の就労・永住の制度(Regional migration)シドニー・メルボルン・ブリスベン以外のほとんどの地域は、移民制度の上で「指定された地方(designated regional areas)」です。地方で暮らし働くことを条件とするビザ(subclass 491・494)があり、条件を満たせば3年後に永住ビザ(subclass 191)を申請できます。対象地域は郵便番号で決まります。ビザ・移住ビザに使える英語試験(English language tests)一部のビザでは、内務省が認めた英語試験の点数で英語力を証明します。2025年8月7日以降に受ける試験は、IELTS、PTE Academic、TOEFL iBTなど9種類が対象です。自宅で受ける完全オンラインの試験は認められません。必要な点数はビザごとに違います。ビザ・移住登録移民エージェントと相談先(Registered migration agents)ビザ申請の助言や書類作成を報酬を受けて手伝えるのは、登録移民エージェント(RMA)と弁護士だけです。エージェントに頼む前に、移民エージェント登録局(OMARA)の登録簿で登録と処分歴を確認できます。