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ポイントテスト(Points test)

ひとことで言うと

技術移民のsubclass 189・190・491は、年齢・英語力・職歴・学歴などを点数にするポイントテストで65点以上が必要です。点数は招待を受けた時点で数えます。190は州・準州の推薦で5点、491は推薦か親族のスポンサーで15点が加わります。

目次
  1. ポイントテストとは
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

ポイントテストとは

ポイントテスト(points test)は、技術移民の希望者を点数で比べる仕組みです。対象は次の3つのビザです。

  • 技術独立ビザ(Skilled Independent、subclass 189)
  • 州推薦の技術ビザ(Skilled Nominated、subclass 190)
  • 地方の技術ビザ(Skilled Work Regional (Provisional)、subclass 491)

subclass 189のページ(新しいタブで開く)によると、65点以上を取れない人は招待されません。点数は、SkillSelectで出す関心表明(EOI)の内容をもとに数えます。招待を受けたあと、申請の審査でEOIの内容をすべて書類で証明する必要があります。

以下は、内務省のsubclass 189の点数表の内容です(2026年10月時点)。

年齢

招待の時点の年齢点数
18歳以上25歳未満25
25歳以上33歳未満30
33歳以上40歳未満25
40歳以上45歳未満15

英語力

英語力点数
Competent English0
Proficient English10
Superior English20

それぞれの英語力に必要な試験の点数は、「ビザに使える英語試験」の記事にまとめています。

職歴

招待の前10年間に、指名した職業か、それに近い職業で働いた期間で数えます。週20時間以上、報酬を得て働いた期間が対象です。

国外での職歴点数
3年未満0
3年以上5年未満5
5年以上8年未満10
8年以上15
オーストラリア国内での職歴点数
1年未満0
1年以上3年未満5
3年以上5年未満10
5年以上8年未満15
8年以上20

国外と国内の職歴を合わせても、職歴の点数は最大20点です。国内の職歴は、ブリッジングビザA・Bを含む有効なビザを持ち、その条件を守って働いた期間だけが対象です。

学歴

学歴点数
博士号(オーストラリアの教育機関、または同等と認められる国外の教育機関)20
学士号以上(同上)15
オーストラリアの教育機関のディプロマ、職業資格(trade qualification)10
指名した職業の審査機関が、その職業にふさわしいと認めた資格10

点数がつくのは、いちばん高い学歴だけです。国外の資格が同等かどうかは、技能審査(skills assessment)の審査機関が判断します。博士の点数は、PhDなどの博士号が対象で、医師・歯科医師・獣医の「Doctor」の称号は対象外です。

そのほかの加点

項目点数
オーストラリアの教育機関で、2学年以上の研究による修士・博士(指定の理系・IT分野)10
オーストラリアでの学修の要件(Australian study requirement)を満たす5
プロフェッショナル・イヤー(Professional Year)を国内で修了5
NAATIのコミュニティ言語の資格5
指定の地方で住み、学んで取った資格5

プロフェッショナル・イヤーは、会計・IT・エンジニアリングの分野で、招待前4年以内に国内で修了したものが対象です。提供できる団体は、点数表のページに書かれた5団体に限られます。

パートナーの点数

状況点数
独身、またはパートナーがオーストラリア市民・永住者10
パートナーも同じビザの申請者で、45歳未満・Competent English・同じ職業リストの職業・適切な技能審査をすべて満たす10
パートナーも同じビザの申請者で、Competent Englishがある5

州・準州の推薦などの点数

ビザ条件点数
subclass 190州・準州政府の推薦を受けて招待され、推薦が取り消されていない5
subclass 491州・準州政府の推薦、または内務省が認めた親族のスポンサーで招待された15

推薦の仕組みは「州・準州の推薦」で扱っています。

手順

  1. 職業が対象の職業リストにあるか確かめる(「職業リスト」)。
  2. 職業ごとの審査機関で技能審査を受ける(「技能審査」)。
  3. 英語試験を受け、結果を用意する。
  4. 内務省の点数計算ツール(Points calculator)で、取れる点数の目安を確かめる。
  5. SkillSelectでEOIを出す(「技術移民とSkillSelect」)。
  6. 招待を受けたら申請し、EOIで申告した点数の根拠を書類で示す。

費用

ポイントテストそのものに料金はありません。点数計算ツールも無料です。技能審査や英語試験には、それぞれの機関の料金がかかります。ビザの申請料は「技術移民とSkillSelect」に載せています。

ここに注意してね!

  • 年齢・英語力・職歴などの点数は、原則として招待を受けた時点で判断されます。誕生日を過ぎると点数が下がる場合があります。
  • パートナーの点数のうち「独身・パートナーが市民か永住者」の項目は、審査中に婚姻の状況が変わると点数がつかないことがある、と内務省は説明しています。
  • 65点は招待を受けるための最低点です。65点あれば招待されるとは限りません。
  • 自分の点数の数え方に迷うときは、登録移民エージェントなどに相談してください(「登録移民エージェントと相談先」)。

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