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技能審査(Skills assessment)

ひとことで言うと

技術移民や一部の雇用主スポンサーのビザでは、職業ごとに決められた審査機関(assessing authority)の技能審査が必要です。審査の手続き・期間・費用は機関ごとに違い、有効期間は記載がなければ3年です。審査には時間がかかるため、早めの準備が勧められています。

目次
  1. 技能審査とは
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

技能審査とは

技能審査は、自分の資格や職歴が、オーストラリアのその職業の基準に合うかを確かめる審査です。内務省の技能審査のページ(新しいタブで開く)によると、審査は職業ごとに決められた審査機関(skills assessing authority)が行います。内務省は、その職業の審査機関が出した審査結果しか受け付けません。

審査機関に連絡して審査を受けるのは、本人の責任です。手続き、期間、費用は機関ごとに違います。

技能審査が必要なビザ

ビザ技能審査
189(Points-tested stream)、190、491必要。取得の時期の扱いは内務省のページで確認
186 Direct Entry stream必要。申請の前に結果が出ていること
186 Temporary Residence Transition stream・Labour Agreement stream申請時は不要。担当官が求めることがある
482(Skills in Demand)一部の申請者は必須。必須でなくても求められることがある
485 Post-Vocational Education Work stream必要。申請時に少なくとも審査を申し込んでいること
485 Post-Higher Education Work stream不要

有効期間

内務省は、ポイント制のビザについて次のように説明しています。

  • 審査結果に有効期間の記載がなければ、発行日から3年
  • 記載された期間が3年より短ければ、その期間
  • 記載された期間が3年より長ければ、審査日から3年

186 Direct Entry streamでも、期限の記載がない審査は、審査日から3年有効です。

注意が必要な点

  • ポイント制のビザでは、関心表明(EOI)を出すよりかなり前に審査を手配するよう、内務省は勧めています。
  • 審査機関は、目的別に複数の種類の審査を出すことがあります。永住のための審査の基準を満たすものが必要です。
  • 485のための暫定的な審査(provisional skills assessment)は、ポイント制のビザや186には使えません。
  • 医師は、AHPRAの完全な登録の証明が技能審査の代わりになります。弁護士(solicitor)は、州・準州での弁護士資格の認定の証明が代わりになります。

主な審査機関

内務省の審査機関の一覧には、2026年10月時点で42の機関が載っています。例として、一部を英字のアルファベット順に挙げます。

略称正式名称
ACSAustralian Computer Society
ANMACAustralian Nursing & Midwifery Accreditation Council
CPAACPA Australia
Engineers AustraliaThe Institution of Engineers Australia
TRATrades Recognition Australia
VETASSESSVocational Education and Training Assessment Services

自分の職業の審査機関は、内務省の職業リスト(新しいタブで開く)で確認できます。職業リストについては「職業リスト」にまとめています。

手順

  1. 職業リストで、自分の職業の分類コード(ANZSCO)と審査機関を確認する。
  2. 審査機関のサイトで、必要な書類、費用、審査の種類を確認する。
  3. 審査を申し込み、書類を出す。
  4. 審査結果を受け取る。結果が適切(suitable)でなければ、技術移民のビザは申請できません。
  5. ビザの申請に、審査結果の写しを添える。482では、審査の参照番号も入れる。

費用

費用は審査機関ごとに違います。例として、2つの機関の基本的な審査の料金(2026年10月時点)を挙げます。

機関審査料金
ACSGeneral Skills(学歴と2年以上の職歴)A$1,498
VETASSESS専門職の Full Skills Assessment(オンライン申請)国内から申請A$1,260.60(込み)、税務上の非居住者A$1,146

ACSは審査の経路(pathway)によって料金が違います。VETASSESSは、税務上オーストラリアの居住者の場合にGSTがかかります。ほかの機関の料金は、各機関のサイトで確認してください。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 日本の資格や職歴も審査の対象になりますが、どう評価されるかは審査機関が決めます。必要な書類は各機関のサイトに載っています。
  • 審査には時間がかかることがあります。ビザの申請やEOIの時期から逆算して準備してください。
  • 職業リストや審査機関は変わることがあります。申請の前に内務省の最新のページを確認し、個別の判断は登録移民エージェントに相談してください(「登録移民エージェントと相談先」)。

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