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ビザで働く人の権利(Visa holders and migrant workers)

ワーホリ留学駐在
ひとことで言うと

ビザで働く人にも、オーストラリアの従業員と同じ職場の権利と保護があります。ビザの条件に違反している場合や就労の許可がない場合でも、最低賃金などの権利は失われません。困ったときは Fair Work Ombudsman(13 13 94)に無料で相談できます。

目次
  1. ほかの従業員と同じ権利
  2. 手順
  3. 日本との違い・注意点
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ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

ほかの従業員と同じ権利

ビザで働く人や移民労働者(migrant workers)は、ほかの従業員と同じ職場の権利と保護を持っています。Fair Work Act に基づく主な権利は次のとおりです。

  • 最低賃金などの賃金
  • 休暇などの権利
  • 差別からの保護
  • 解雇予告と最後の給料

同じ職場で同じ仕事をするほかの従業員と同じ最低賃金と条件が適用されます。給料日ごとに給与明細(pay slip)を受け取る権利もあります。

在留資格に関係なく続く権利

これらの権利は、移民法(Migration Act 1958)上の在留資格に関係なく続きます。次の場合も同じです。

  • ビザの条件に違反している
  • 就労の許可がない
  • オーストラリアに滞在する資格がない

ただし、ビザの条件に違反した場合、移民法上の結果が生じることはあります。ビザの条件に違反していても、最低限の権利を受け取るために Fair Work Ombudsman(FWO)に相談できます。

ビザと雇用主の関係

  • ビザを発給・却下・取り消しできるのは内務省(Department of Home Affairs)だけです。雇用主がビザを取り消すことはできません。
  • FWO に相談したり、情報や助けを求めたりしたことで、ビザが取り消されることはないと FWO は案内しています。留学生も同じです。
  • ビザのスポンサーや雇用と引き換えに、お金などを求めたり受け取ったりすること(paying for visa sponsorship)は違法です。内務省に連絡できます。
  • 仕事と引き換えに、雇用主が不当にお金を払わせること(キャッシュバック、cashback schemes)も違法です。

法律に重大・故意・繰り返し違反した雇用主は、一定期間、新たに移民労働者を雇うことを禁止される場合があります。禁止された雇用主の事業名と は、オーストラリア国境警備隊(Australian Border Force)のサイトで公表されます。

内務省の報告保護の制度

内務省は、職場での搾取(workplace exploitation)を報告するビザ保有者を保護する試行制度(Strengthening Reporting Protections Pilot)を設けています。対象の例は、学生ビザ(subclass 500)、ワーキングホリデービザ(subclass 417)、ワーク・アンド・ホリデービザ(subclass 462)などの就労が認められた一時ビザです。

就労に関するビザ条件の違反が搾取と結びついている場合、主に次の条件を満たせば、内務省はビザを取り消さないとしています。

  • ほかに取り消しの理由(国の安全、人物、詐欺など)がない
  • 過去12か月以内(例外的な場合はそれ以上)に搾取を受けた
  • FWO や認定された第三者(労働組合や法律センターなど)に相談し、解決の支援を受けている
  • 今後ビザの条件を守ることを書面で約束する

制度の詳細と認定された団体の一覧は、内務省のページ(新しいタブで開く)に載っています。

税金とスーパー

仕事を始めたら、雇用主に (納税者番号)を伝えます。雇用主は給料から税金を差し引きます。一時滞在者でも、雇用主が(スーパー)を払う必要がある場合があります。ビザの種類によらず、就労の許可があれば一般に対象です。帰国時の払い戻しは「帰国時のスーパー払い戻し(DASP)」で扱っています。

手順

  1. 自分のビザの就労条件を確認する。内務省のVEVO(Visa Entitlement Verification Online)(新しいタブで開く)で、ビザの内容と条件を調べられる。
  2. 自分の最低賃金を、FWO のPay Calculator(新しいタブで開く)で確認する。
  3. 働いた時間を記録する。FWO の「Record my hours」アプリは複数の言語で使える。
  4. 問題があれば、FWO に電話(13 13 94)する。英語が苦手な人は、先に通訳サービス(TIS)131 450 に電話すれば無料で通訳を使える。
  5. 匿名で報告したいときは、FWO の匿名報告フォームを使う。My account を登録すれば、オンラインで質問もできる。

FWO はビザ保有者向けのページも用意しています。ビザの判断は、内務省か登録移民エージェントに相談してください。

ここに注意してね!

  • 「ビザの時間制限を超えて働いた分は払わない」と言われても、働いた分の賃金を受け取る権利はあります。ただし、ビザ条件の違反には移民法上の結果が生じることがあります。
  • 採用前の無給の試用(unpaid trial)は、技能を見せるのに必要な範囲を超えると違法になる場合があります。必要な範囲を超えた分は最低賃金で支払う必要があります。
  • 採用の条件としてお金の支払いを求められたときや、給料からの差し引きに疑問があるときは、FWO に相談できます。

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