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女性の健康の相談先(Women's health)

ひとことで言うと

月経・避妊・妊娠・更年期などの女性の健康の相談は、まずGPにします。避妊や性の健康は、各州・準州の家族計画の団体のクリニックでも相談できます。子宮内膜症・骨盤痛のクリニックが全国にあり、電話で看護師に相談できる窓口もあります。

目次
  1. 女性の健康の相談先
  2. 州・準州ごとの違い
  3. 手順
  4. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

女性の健康の相談先

いま危険な状態にあるとき、暴力を受けたときは、000に電話してください。

女性の健康の相談は、まずGP(かかりつけ医)にするのが基本です(「GPの探し方と受診の流れ」)。healthdirectの女性の健康のページ(新しいタブで開く)には、月経の問題、子宮内膜症、多嚢胞性卵巣症候群、避妊、妊娠、更年期、尿もれなどの説明があります。

電話の相談先

窓口電話内容
healthdirect1800 022 222(ビクトリア州ではNURSE-ON-CALL)24時間、看護師に相談できる
Pregnancy, Birth and Baby1800 882 436妊娠・出産・子育てについて、母子保健の看護師に相談できる。毎日7:00〜24:00(オーストラリア東部時間)
1800RESPECT1800 737 732性暴力・家庭内暴力の全国の相談。24時間

避妊と性の健康

避妊の相談や処方は、GPのほか、家族計画のクリニック(family planning clinic)でも受けられます。家族計画のクリニックでは、避妊の情報や助言のほか、避妊薬の処方、子宮内避妊具(IUD)やインプラントの挿入、不妊手術の紹介などをすることがあります。料金がかかる場合もあるため、予約のときに聞いておくと安心です。

緊急避妊は、避妊をしない性交渉の後、できるだけ早く、4〜5日以内に行うものです。緊急避妊薬と銅付加IUDの2種類があります。

性感染症の検査は「性の健康の相談先」で扱っています。

がん検診

乳がんと子宮頸がんの国の検診があります。対象の年齢や受け方は「健診とがん検診」にまとめています。

子宮内膜症・骨盤痛と更年期

国は、子宮内膜症と骨盤痛のクリニック(Endometriosis and Pelvic Pain Clinics)を全国に設けています(保健・障害・高齢化省のページ(新しいタブで開く))。2026年10月時点で33か所あり、各州・準州のクリニックの一覧と地図がこのページにあります。診断・治療・紹介のほか、更年期の症状のケアも行っています。

保健・障害・高齢化省の更年期のページでは、更年期(閉経の前後)の症状、家でできる対策、治療、相談先を説明しています。症状がほかの病気と重なることがあるので、医療者に相談するよう案内しています。

家庭内暴力

家庭内暴力(domestic and family violence)には、身体的な暴力だけでなく、行動の支配、性的・精神的・経済的な虐待なども含まれます。healthdirectの家庭内暴力のページには、全国と州・準州の相談先がまとめられています。英語を話さない人を手助けするときは、翻訳通訳サービス(TIS National、13 14 50)に電話すると、適切な相談先につないでもらえると案内されています。

州・準州ごとの違い

healthdirectの避妊のページでは、州・準州ごとに次の家族計画・性の健康の団体が案内されています。

州・準州団体
NSWFamily Planning Australia
VICSexual Health Victoria(SHV)
QLDTrue Relationships & Reproductive Health(True)
WASexual Health Quarters(SHQ)
SASHINE SA
ACTSexual Health and Family Planning ACT(SHFPACT)
TASFamily Planning Tasmania
NTFamily Planning Welfare Association of NT(FPWNT)

家庭内暴力の州・準州の電話相談は次のとおりです。

州・準州窓口と電話
NSWDomestic Violence Line 1800 656 463
VICSafe Steps Family Violence Response Centre 1800 015 188
QLDDV Connect 1800 811 811
WAWomen’s Domestic Violence Helpline 1800 007 339 または (08) 9223 1188
SADomestic Violence Crisis Service Line 1800 800 098
ACTDomestic Violence Crisis Service ACT (02) 6280 0900
TASFamily Violence Response and Referral Line 1800 633 937
NTDawn House (08) 8945 1388

手順

  1. 急ぐときや危険なときは000に電話する。夜間に相談したいときはhealthdirect(1800 022 222)に電話する。
  2. GPを予約する。
  3. 避妊や性の健康は、州・準州の家族計画の団体のクリニックでも相談できる。料金を予約のときに確認する。
  4. 子宮内膜症・骨盤痛や更年期の症状は、GPに相談するか、近くの子宮内膜症・骨盤痛のクリニックを国のページで探す。
  5. 妊娠したかもしれないときは、GPかPregnancy, Birth and Baby(1800 882 436)に相談する(「妊娠・出産の流れ」)。

ここに注意してね!

  • 専門医にかかる流れは「専門医と紹介状」で説明しています。
  • 避妊や性の健康は、州・準州の家族計画の団体のクリニックでも相談できます。
  • 費用は、の対象かどうか、医療機関の料金によって違います。メディケアの対象でない人は、留学生保険や民間医療保険の補償を確認してください。
  • 心の健康のつらさの相談先は「危機のときの電話相談」にもあります。

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医療・保険GP(かかりつけ医、General Practitioner)の探し方と受診の流れ体調が悪いときは、まず近くのGP(一般医)にかかります。GPは政府のhealthdirectのサービス検索(Service Finder)で地域と条件から探せます。予約時にバルクビリングかどうか、料金がいくらかを確認すると安心です。メディケアの対象外の人は、診察料を全額払います。医療・保険健診とがん検診(Cancer screening)オーストラリアには、国のがん検診のプログラムが4つあります(大腸がん・乳がん・子宮頸がん・肺がん)。対象の年齢になると、案内や検査キットが届きます。大腸がんと乳がんの検診は無料で、ほかの検査や健康の相談はGPで受けます。医療・保険性の健康の相談先(Sexual health services)性感染症(STI)の検査は、GPや州・準州の公的な性の健康のクリニックなどで受けられます。メディケアがあれば、検査の多くは無料かバルクビリングです。公的なクリニックの中には、メディケアがなくても無料で受けられるところがあります。条件はクリニックごとに確認します。医療・保険妊娠・出産の流れ(Maternity care)オーストラリアでは、妊娠がわかったらまずGP(かかりつけ医)か助産師(midwife)に相談し、どこで産むかと妊婦健診の受け方を決めます。出産の場所は公立病院、私立病院、バースセンター、自宅から選べ、選んだ場所によって担当する専門家と費用が変わります。医療・保険危機のときの電話相談(Crisis support lines)命の危険があるときは000に電話します。死にたい気持ちやつらい気持ちを話したいときは、Lifeline(13 11 14)が24時間つながります。ほかにも、子ども・若者、男性、性暴力・家庭内暴力などの相談電話と、州・準州ごとの24時間の精神保健の電話があります。多くは携帯電話からも無料です。医療・保険理学療法などの医療(Allied health)理学療法士・心理士・栄養士など、医師・歯科医師・看護師以外の医療の専門職を「アライドヘルス」と呼びます。多くは紹介状なしで予約できますが、費用は自己負担が基本です。慢性の病気などで医師の計画がある場合は、メディケアの補助が一部の回数に使えることがあります。医療・保険夜間・休日の受診(After-hours care)かかりつけのGPが閉まっている時間は、時間外のGPサービス、メディケア緊急ケアクリニック(Medicare Urgent Care Clinic)、電話の健康相談(1800 022 222)を使えます。命にかかわるときは000に電話するか、救急外来に行きます。