日本人のためのオーストラリア情報
日本との関係 / 大使館・領事手続き

事件・事故のときの連絡(Emergencies)

ひとことで言うと

命の危険があるときや重大な事故・犯罪のときは、まず000(警察・消防・救急)に電話します。そのうえで、パスポートの紛失や入院など日本人として支援が必要なときは、管轄の日本大使館・総領事館に連絡します。

目次
  1. 連絡先と公館の役割
  2. 手順
  3. 日本との違い・注意点
000 healthdirect 1800 022 222

連絡先と公館の役割

事件や事故にあったら、まず自分の安全を確保し、オーストラリアの緊急番号に連絡します。日本の大使館・総領事館は、その後の支援をする窓口です。

オーストラリアの緊急番号

インフラ・運輸・地域開発・通信・スポーツ・芸術省(Department of Infrastructure)のページ(新しいタブで開く)に載っている番号です。

番号用件
000(トリプルゼロ)命や財産に差し迫った危険があるとき、重大な事故や犯罪を目撃したとき(警察・消防・救急)
112携帯電話からかける国際標準の緊急番号。000と同じサービスにつながる
131 444警察への緊急でない相談(Police Assistance Line)
132 500洪水・嵐・津波などの緊急でない支援(州緊急サービス、SES)
1800 333 000犯罪に関する情報の通報(Crime Stoppers)

000への通話は無料です。かけたら、必要なサービス(警察・消防・救急)と、場所や住所を伝えます。000にはSMSでは連絡できません。どの通信会社の電波も届かない場所では、携帯電話から000につながりません。

英語に不安がある人は、内務省の通訳サービス(Translating and Interpreting Service、TIS National)の電話通訳を使えます。番号は131 450で、24時間、毎日利用できます(TIS Nationalのページ(新しいタブで開く))。使い方は「無料の通訳サービス(TIS National)」にまとめています。

大使館・総領事館に連絡するとき

在シドニー総領事館の「お困りの方へ」(新しいタブで開く)では、公館が通常できることとして次の例を挙げています。

  • 事件・事故の被害にあったときの支援(医療機関や警察の情報提供、家族への連絡、パスポートの緊急発給の支援など)
  • 逮捕・拘禁されたときの支援(面会、弁護士や通訳の情報提供、家族への連絡の支援など)
  • 自然災害や大規模な事故のときの安否確認や情報提供
  • 盗難・紛失で所持金やパスポートをなくしたときの支援
  • 所在がわからない日本人の調査(捜索方法の助言など)

一方で、次のことはできないとしています。

  • 宿泊費・治療費・航空券などの立て替えや支払いの保証
  • 弁護士・警察・病院などの業務の代行
  • 犯罪の捜査や被疑者の身柄の拘束
  • 通訳、弁護士費用・保釈金などの支払いや保証
  • 落とし物の捜索
  • ビザや就労許可の代理取得

公館の連絡先

公館の代表電話は次のとおりです(2026年10月時点)。どの公館が自分の地域の管轄かは「大使館・総領事館の管轄と手続き」に載っています。

公館電話
在オーストラリア日本国大使館(キャンベラ)02 6273 3244
在シドニー日本国総領事館02 9250 1000
在メルボルン日本国総領事館03 9679 4510
在ブリスベン日本国総領事館07 3221 5188
在ケアンズ領事事務所07 4051 5177
在パース日本国総領事館08 9480 1800

大使館の案内(新しいタブで開く)では、代表電話は緊急の場合は24時間対応です。閉館時に代表電話がつながらないときの事件・事故の緊急連絡先として、02 5104 3352(閉館時のみ)も載せています。在シドニー総領事館は、人身事故など緊急の場合は代表電話に連絡するよう案内しており、夜間や休館日でもつながるとしています。

日本国内からは、外務省領事サービスセンター(03-3580-3311、内線2902・2903)が問い合わせ先です(外務省 海外安全ホームページ(新しいタブで開く))。

手順

事件・事故にあったとき

  1. 安全な場所に移動する。命の危険があれば000に電話する。
  2. 警察に被害を届け出る。盗難や紛失の場合は、届け出たことがわかる書類か「Event Number」をもらう。
  3. けがや入院、逮捕などで支援が必要なときは、管轄の公館の代表電話に連絡する。

パスポートをなくしたとき

手続きには本人の来館が必要です。

  1. 最寄りの警察に届け、盗難・紛失の届出証明書か「Event Number」を受け取る。
  2. 紛失一般旅券等届出書、一般旅券発給申請書、写真2枚、戸籍謄本などをそろえて公館で手続きする。
  3. 急いで帰国する必要があり、新しいパスポートの発給を待てない場合は、「帰国のための渡航書」を申請できることがある。

「帰国のための渡航書」は、日本への直行便か、経由地で入国しない便で帰国する人に限られます。航空券の控えなども必要です。パスポートの手続きの全体は「パスポートの更新」で扱っています。条件の細かい点は公館のページで確かめましょう。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • オーストラリアでは、警察・消防・救急のどれも000にかけます。緊急でない警察への相談は131 444です。
  • オーストラリアで起きた事件・事故には、オーストラリアの法律が適用されます。在シドニー総領事館は、日本と同じ救済が受けられるわけではないと案内しています。
  • 3か月以上住む人は「在留届」を、短期の旅行者は「たびレジ」を登録しておくと、緊急時に公館からの連絡や安全情報を受け取れます。
  • 国外での犯罪で亡くなった人の遺族や、障害が残った人には、国外犯罪被害弔慰金などの制度があります。条件は外務省のページ(新しいタブで開く)にあります。

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医療・保険緊急通報・救急(トリプルゼロ、Triple Zero 000)オーストラリアの緊急通報は「000」で、警察・消防・救急車の共通番号です。携帯電話からは112でもつながります。聴覚・発話に障害がある人はTTYで106を使えます。SMSでは通報できません。命にかかわるときは000に電話し、救急車を頼みます。生活警察への連絡(000と131 444)命や財産に危険が迫っているとき、犯罪が今起きているときは000に電話します。緊急でない相談や、すでに起きた犯罪の届け出は131 444です。この番号は、NSW・VIC・QLD・WA・SA・TAS・ACT・NTのどの州・準州の警察でも案内されています。生活無料の通訳サービス(TIS National、Translating and Interpreting Service)TIS Nationalは内務省が提供する通訳サービスで、131 450に電話すると24時間いつでも電話通訳を使えます。日本語にも対応しています。英語が苦手な人の多くは無料で使え、通常は連絡先の機関が費用を負担します。一部のビザで永住する人などは、書類の無料翻訳(Free Translating Service)も使えます。日本との関係大使館・総領事館の管轄と手続き(Embassy and Consulates-General of Japan)オーストラリアには、キャンベラの日本国大使館のほか、シドニー・メルボルン・ブリスベン・パースの総領事館とケアンズの領事事務所があります。パスポートや証明、在留届などの手続きは、住んでいる州・地域を管轄する公館で行います。多くの公館は窓口が予約制です。日本との関係パスポートの更新(旅券の切替申請、Passport renewal)オーストラリアに住む日本人は、住んでいる地域を管轄する大使館・総領事館でパスポートを申請します。窓口のほか、ORRネットなどからオンラインでも申請できます。2026年7月1日から手数料が改定され、18歳以上の5年用パスポートはなくなりました。日本との関係在留届(Overseas Residential Registration)海外に住所や居所を定めて3か月以上滞在する日本人は、旅券法により、住んでいる地域を管轄する大使館・総領事館に在留届を出す義務があります。外務省のオンライン在留届(ORRネット)で提出でき、転居や帰国のときも届出が必要です。日本との関係たびレジ(外務省 海外旅行登録)たびレジは、3か月未満の海外渡航者が旅行日程や連絡先を登録すると、滞在先の大使館・総領事館から安全情報や緊急時の連絡を受け取れる外務省の無料サービスです。登録は任意で、日本国内からでも海外からでもできます。