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飲食店の仕事(Hospitality)

ワーホリ留学在住
ひとことで言うと

カフェ、レストラン、ファストフード店の仕事は、多くの場合、業種ごとのアワード(労働条件の取り決め)で最低賃金や勤務時間が決まります。週末や祝日の割増賃金、給与明細、試しの勤務のルールを知っておくと安心です。お酒を出す仕事にはRSAの資格が必要です。

目次
  1. 飲食店で働くときの決まり
  2. 手順
  3. 日本との違い・注意点

飲食店で働くときの決まり

飲食店(ホスピタリティ)の仕事は、カフェ、レストラン、ファストフード店などのホール係、キッチンスタッフ、バリスタなどです。

フェアワーク・オンブズマン(Fair Work Ombudsman)の飲食業界のページ(新しいタブで開く)をもとに、働く人が知っておきたい点をまとめます。

アワード(労働条件の取り決め)

最低賃金や勤務時間などは、多くの場合、業種ごとの「アワード(award)」で決まっています。飲食店に関係する主なアワードは次の2つです。

アワード主な対象
Fast Food Industry Awardファストフード
Restaurant Industry Awardレストラン、カフェ

フェアワーク・オンブズマンのサイトには、それぞれのアワードの要約ツールがあります。どのアワードが当てはまるかわからないときは、「Find my award」で調べられます。アワードの仕組みは「アワード」にまとめています。

賃金と割増賃金

  • アワードと、アワードの中の区分(classification)に応じた最低賃金がある。
  • 週末や祝日など、働く日や時間帯によって、割増賃金(penalty rate)がつくことがある。
  • 賃金はお金で払われ、働いたすべての時間に払われる必要がある。
  • 勤務時間の端数を切り捨てて、賃金が少なくなる扱いは認められない。
  • 一定の額(flat rate)で払うこともできるが、アワードで受け取れる最低額を下回ってはいけない。

最低賃金の額は「最低賃金」の記事で扱っています。

21歳未満の人

ファストフードとレストランのアワードには、21歳未満の人の賃金(junior rates)があり、大人の賃金の一定の割合です。ただしRestaurant Industry Awardでは、お酒を出す仕事をする21歳未満の人には、大人の賃金を払う必要があります。

勤務時間・手当・休暇

  • 最低の勤務時間、休憩、残業のルールはアワードに書かれている。フルタイム、パートタイム、カジュアルで違う。
  • 勤務表(roster)をいつまでに出すかなどのルールもアワードにある。
  • 食事、洗濯、特別な服などの手当(allowance)がつくことがある。
  • カジュアルの人には、有給休暇や病気休暇はない。

給与明細と記録

給与明細は、支払日から1営業日以内に渡す必要があります。紙でも電子でもかまいません。雇用主は、勤務時間と賃金の記録を7年間、英語で保管する必要があります(「給与明細」)。

試しの勤務(トライアル)

採用の前に、試しの勤務(trial shift)を求められることがあります。無給でよい場合もありますが、次のような場合は賃金を払う必要があります。

  • 技能を示すのに必要でない
  • 技能を示すのに必要な時間より長い(仕事によるが、1時間から1シフト程度)
  • 技能の確認以上のことをさせる
  • 雇用主が直接監督していない

トライアルの扱いはフェアワーク・オンブズマンのトライアルのページ(新しいタブで開く)にまとめられています。

お酒を出す仕事

お酒を出す仕事には、州・準州ごとのRSA(Responsible Service of Alcohol)の資格が必要です。「お酒を出す仕事の資格(RSA)」の記事で扱っています。

手順

  1. 求人サイトや店の募集で仕事を探す(「仕事の探し方」)。
  2. 履歴書を出し、面接を受ける(「面接と採用の流れ」)。
  3. トライアルを求められたら、時間と内容を確かめる。
  4. 採用されたら、雇用の形(カジュアル、パートタイムなど)と、当てはまるアワードを確かめる。
  5. 、銀行口座、スーパーの口座などを雇用主に伝える。
  6. 給与明細を受け取り、時給と働いた時間が正しいか確かめる。フェアワーク・オンブズマンの「Record My Hours」アプリで、自分の勤務時間を記録できる。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 週末や祝日には割増賃金がつくことがあります。アワードで確かめてください。
  • 長い無給のトライアルは違法になることがあります。
  • 賃金が正しく払われていないと思ったら、「未払い賃金」の記事が役に立ちます。
  • フェアワーク・オンブズマンには、日本語を含むページの自動翻訳があります。通訳が必要なときは、翻訳通訳サービス(Translating and Interpreting Service)の131 450に電話し、フェアワーク・オンブズマン(13 13 94)につないでもらえます。

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