日本人のためのオーストラリア情報
教育・子育て / 学校制度

VICの学校制度(Victoria schools)

在住駐在ワーホリ留学 ビクトリア州
ひとことで言うと

ビクトリア州(VIC)の学校は、小学校がFoundation(Prep)〜Grade 6、中等学校がYear 7〜12です。4月30日までに5歳になればその年にPrepに入れます。一時滞在ビザの子どもはビザによって授業料がかかり、高校の修了資格はVCEです。

目次
  1. 学年の区切り
  2. 入学年齢
  3. 学区
  4. 一時滞在者の費用
  5. 高校の修了資格
  6. 日本語補習校
  7. 手順
  8. 日本との違い・注意点

学年の区切り

VICの公立校は、小学校と中等学校に分かれています。州の留学生向けの課程も、この区切りで登録されています(Study Victoriaのページ(新しいタブで開く))。

段階学年
小学校(Primary)Foundation(Prep)〜Grade 6
中等学校の前期(Junior Secondary)Year 7〜10
中等学校の後期(Senior Secondary)Year 11〜12

小学校の最初の学年は「Foundation」または「Prep」、就学前の教育は「Kinder」という呼び名です(就学前教育の呼び方(州ごと))。

学年は4学期制で、日程は学期と休みにまとめています。

入学年齢

ビクトリア州政府のページ(新しいタブで開く)では、2027年にPrepに入るには、2027年4月30日までに5歳になっている必要があるとしています。6歳になった子どもには、学校に通う義務があります。

ほかの州との比較は「州ごとの学年と入学年齢」で扱っています。

学区

子どもには地元の学校(local school)に入学する権利がある、というのがビクトリア州政府の説明です。地元の学校は定住している住所で決まり、その区域は「school zone」と呼ばれます。調べ方は公立校の学区の記事にあります。

Study Victoriaの一時滞在者向けのページでは、VICに住所がある一時滞在者は、地元の学校を選ぶよう案内されています。

一時滞在者の費用

授業料がかかるかどうかは、子どものビザのサブクラスで決まります。対象の子どもは、州の留学生プログラム(International Student Program)に申し込みます。

ビザ別の料金表(DOCX)の主な例は次のとおりです(2026年10月時点)。

ビザ授業料
482、485、494、820など払わなくてよい
学生ビザ(500)の家族親の課程による(高等教育・職業訓練などは払う。大学院の研究課程などは払わない)
観光ビザ(600)払う
ワーキングホリデー(417・462)州の公立校に通えないビザとして挙げられている

授業料の年額は、2026年は次のとおりです。申請料はA$300です。

区分Prep〜Grade 6Year 7〜10Year 11〜12
学生ビザの家族(Dependant)A$13,600A$16,660A$18,700
その他の対象者(Temporary)A$16,000A$19,600A$22,000

制服、キャンプ、遠足、教材などは別にかかります。ほかの州との比較は「一時滞在者の子どもの公立校の費用」をどうぞ。

高校の修了資格

ビクトリア州カリキュラム評価局(Victorian Curriculum and Assessment Authority、VCAA)のページ(新しいタブで開く)では、州の多くの生徒は、中等教育を修了するとビクトリア州教育修了資格(Victorian Certificate of Education、VCE)を受けるとしています。

ATARや大学の出願については高校の修了資格(州ごと)で説明しています。VICには、Year 9から入る選抜校もあります(選抜校)。

日本語補習校

在メルボルン日本国総領事館のページ(新しいタブで開く)では、VICの補習授業校として「メルボルン国際日本語学校」と「メルボルン補習校」が紹介されています。

メルボルンには、文部科学省が認定した全日制の「メルボルン日本人学校」もあります(文部科学省の一覧(新しいタブで開く))。それぞれ日本語補習校と日本人学校の記事にまとめています。

手順

  1. 子どもの生年月日から、入る学年を確認する。
  2. 住む予定の住所で、地元の学校を調べる。
  3. 授業料の対象のビザなら、Study Victoriaで留学生プログラムに申し込む。
  4. 対象でなければ、学校に直接申し込む。必要な書類は公立校の入学手続きにあります。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 学年は4月30日を基準に年齢で決まります。日本での学年と同じになるとは限りません。
  • 同じ一時滞在ビザでも、VICとほかの州では授業料の扱いが違います。ビザを決める前に確認してください。
  • ブリッジングビザの子どもの扱いは、直前に持っていたビザで決まります。
  • ビザの選択は、登録移民エージェントに相談できます。

この記事をシェアする

次に読むならこれ

関連する記事

教育・子育て学校制度と学年(Australian school system)オーストラリアの学校は、最初の学年(州により呼び方が違う)からYear 12までの13年間です。小学校・中学校・高校の区切り、入学年齢、学期の日程は州・準州ごとに決まります。公立と私立があり、1年は4学期制です。教育・子育て州ごとの学年と入学年齢(school starting age)小学校の最初の学年に入る年齢の基準日は、州・準州ごとに違います。NSWは7月31日、VIC・ACTは4月30日、QLD・WAは6月30日、TASは1月1日が基準です。義務教育が始まる年齢と終わる条件も州ごとに決まっています。教育・子育て公立校の学区(school zone・intake area)公立校には住所で決まる学区があり、学区内に住む子どもはその学校に入れるのが原則です。呼び方は州ごとに違い、NSWはintake area、VICはschool zone、ACTはPriority Enrolment Areaなどと呼びます。各州の教育省の地図ツールで住所から調べられます。教育・子育て一時滞在者の子どもの公立校の費用(temporary residents school fees)一時滞在ビザで暮らす家族の子どもは、州・準州の公立校で授業料がかかる場合があります。払うかどうかと金額は、州と子どものビザのサブクラスで決まります。同じビザでも州によって無料・半額・全額と扱いが違うため、住む州の教育省の案内で確認してください。教育・子育て公立校の入学手続き(school enrolment)公立校の入学は、住所で決まる区域の学校を調べ、学校か州の教育省に申し込むのが基本です。出生証明書やパスポート、住所を示す書類、予防接種の記録などが必要です。一時滞在ビザの子どもは、先に州の窓口で登録が必要な州が多くあります。教育・子育て高校の修了資格(州ごと、Senior Secondary Certificate)Year 11〜12を修了すると、州・準州ごとの高校修了資格(NSWのHSC、VICのVCEなど)が出ます。大学の入学選考には、資格とは別に計算される順位「ATAR」が多く使われます。大学への出願は、州ごとの入学センターを通すのが一般的です。教育・子育て選抜校(selective schools)選抜校は、学力の高い児童生徒を入学試験などで選ぶ公立の中等学校です。制度は州ごとに違い、NSWはYear 7、VICはYear 9、QLDはYear 7とYear 10が主な入学の時期です。出願は試験の1年ほど前から始まり、ビザの種類によっては出願できません。教育・子育て日本語補習校(補習授業校)補習授業校は、現地の学校やインターナショナルスクールに通う日本人の子どもが、土曜日などに日本の教科書で国語などを学ぶ教育施設です。オーストラリアでは、外務大臣が指定した補習授業校がキャンベラ、NSW州、パース、ブリスベン、ケアンズ、メルボルン、アデレードにあります。地域ガイドビクトリア州(Victoria、VIC)オーストラリア南東部の州で、州都はメルボルンです。2021年国勢調査の人口は約650万人で、その多くがメルボルン都市圏に住んでいます。サマータイムを行い、交通・免許・賃貸・学校の手続きは州のルールに従います。愛知県と友好提携をしています。